Godios.(ゴディオス)ワードプレス爆速テーマがダウンロード終了で閉鎖に
Luxeritas(ルクセリタス)とともに爆速テーマとして有名だったGodios.(ゴディオス)が終了となってたようです。
よって、今後の爆速ワードプレスの無料テーマとしては、Luxeritas(ルクセリタス)の一強時代の到来となりました。
ワードプレスの爆速テーマとして一時期有名になったGodiosですが、2020年4月1日でサイトが閉鎖になるようです。
おそらくですが、閉鎖の理由としては2019年4月29日から開始したワードプレステーマの有料化の不振があったのではないかと思います。
2018年に無料テーマとして始まったGodiosですが、その後有料化となり、お金を払ってまで使う人が少なかったのか、うまく商業ベースにまで持っていくことが出来なかったのでしょう。
また公式サイトでも語られている通り、別のプロジェクトを抱えているため、収入とテーマを存続させるための費用と時間とのバランス的に、存続させる意味がなくなってしまったのかと思います。
いずれにしても、これが時代の流れですね。
Godios.(ゴディオス)の詳細
ワードプレスのテーマの中でもトップクラスの表示速度を誇るのが、無料テーマのGodios.(ゴディオス)です。
ページ表示までの体感速度が感じにくいその仕組みや、主な特長をご紹介します。 とにかくサイトの表示速度を追求したいという方は必見です。
ストレスなし!驚愕の表示速度
Godios.(ゴディオス)の最大の特長はページの表示速度が速いこと。
テキストはもちろん、画像表示も含めて表示完了までのタイムラグをあまり感じない速さです。
既存のサイト作成ツールを使ったり自作でサイトをデザインしたりする場合には、表示速度の面で妥協しなければならないことがあります。
アニメーションを入れたいところを静止画に留める、画像の数自体を抑える、コンテンツのボリュームを調整するといった具合です。
その結果、無意識のうちにコンテンツの質を下げてしまうことも少なくありません。
しかしGodios.ならば十分な対策のもと驚愕の速さを実現しているため、余計なことを考える必要はありません。
サイト運営側は純粋にコンテンツのクオリティのみで勝負をかけることができるのです。
これは運営する人間にとって有り難いことであると同時にサイトを訪れる人にもストレスを与えない、嬉しい特長です。
表示速度を限りなくゼロに近づけるための工夫とは?
Godios.(ゴディオス)ではページの表示速度を上げ、ユーザーの体感速度をほぼゼロにすることを目標としています。 そのために導入されている主な仕組みには、次のようなものがあります。
- 非同期画面遷移
- 遅延読み込みに対応
非同期画面遷移
Webページの表示が完了するまでのタイムラグは、基本的にページを構成するデータ量に比例して長くなります。
ページを移動する際、通常はリンクアドレスをクリックまたはタップしてから対象ページのデータを読み込む処理が走ります。
いわゆる同期遷移というページの移動方法ですが、これは一見普通の処理に見えて実はムダが多い処理方法です。
ひとつのWebサイト内でページを移動する際は常に画面内の項目すべてが変わるわけではなく、ヘッダーやフッター、サイドバーなど表示が変わらない部分も多くあります。
表示が変わらないのに毎回すべてのデータを読み込むのは本来必要のないことです。
非同期画面遷移は読み込む対象を必要な部分のみに絞ることでムダを省き、表示を高速化するための方法です。
通信データ量を少なくできるので処理にかかる時間も短くなり、リンクをクリックしてから表示されるまでのタイムラグを抑えることができます
加えてtitleタグやmetaタグ、OGPタグといった必要な部分はバックグラウンドで読み込みを行うことで、ユーザーエクスペリエンスを犠牲にすることなくSEOにも強いページ構成となっているのです。
遅延読み込みに対応
Godios.では表示を高速化するための施策として、画像とiframe(インラインフレーム)の遅延読み込みにも対応しています。 Lazy Loadとも呼ばれる遅延読み込みは、対象が画面の表示領域に入ったタイミングで読み込みを行う処理方法です。
ページを開いた時点ではすべてのデータを読み込まないため、体感速度を飛躍的に高めることができます。
遅延読み込みの処理は管理画面の設定でOn/Offを切り替えることができます。
デフォルト設定では記事一覧とスライダー、関連記事に対してこの遅延読み込みが対応されていて、記事内ではGodios lazy-imgとGodios lazy-iframeという2つのクイックタグによって指定を行うことができます。
内部SEO対応済みでデザインも美しい
最速レベルの表示速度を旨とするGodios.ですが、シンプルで美しいデザインも大きな魅力のひとつです。
デザインに惹かれてGodios.を採用したというユーザーも多く、特に記事ページのタイトルバックにぼかし加工を施したアイキャッチ画像が挿入される機能はユーザーから評価が高いポイントです。
別段カスタマイズを行わずデフォルト設定のままでも美しいページが作成できるため、サイトの外観や雰囲気にこだわる人にもおすすめです。
またPV数を伸ばすために欠かせないSEO対策も、テーマ内部の機能として実装されています。
ディスクリプションの自動挿入やパンくずリストの設置、モバイルフレンドリーな設計に構造化タグのサポートなど基本的な対策が機能として揃っているので安心して使うことができます。
ただし他のテーマでは行えていたカスタマイズがタグ打ちをしなければ使えないなど、機能の種類によっては対応していない部分もあるため注意しましょう。
まとめ
Godios.(ゴディオス)はWebページの高速表示に特化した無料テーマです。
非同期画面遷移やLazy Loadなどの仕組みによって高速化を極限まで追い求めることにより、体感速度はほぼゼロを実現しています。
コストを抑えてとにかく高速なサイトを作りたい方、シンプルな機能をデザインにもこだわって使いたい方はぜひ一度ダウンロードしてその魅力を体感してください。
Luxeritas(ルクセリタス)と供に高速表示ができる無料テーマとして話題になったGodios.ですが、この記事で書いた通り、配布の停止、サイトの閉鎖となりました
今後は爆速の無料テーマを検討される方は、Luxeritas(ルクセリタス)の一択でいいと言えます。
しかしながら、Godios.のように無料のテーマは社会的責任がないため、今回のように突然として閉鎖になる場合も少なくありません
やはり個人でやっている無料テーマは突然終了のリスクがあると言えますので、ご自分のメインサイトには、有料テーマをした方がいいとも言えます。