JCB一般カードVS JCBゴールドカード比較【スターバックス利用で最強】
JCBカードは国内普及率も高く、日本国内では最もポピュラーなクレジットカード・ブランドの一つと言ってもいいかもしれません。
事実、カード決済ができる店舗で、国内においてはたいていの場所でJCBカードが使えるようになってきました。
そのため、国内はの人達にとっては初めて持つカードとしてもJCBカードはおすすめです。
そんなJCBカードの中でも、まずは一般カードについて、還元率や賢くポイントを貯める方法を調べてみました。
JCB一般カードの特徴
クレジットカードを選ぶ場合に重要なのはポイント還元率です。
利用金額に応じて貯まるポイントには、クレジットカード会社ごとに、利用者が得する使い方が用意されています。
そのため、ポイントの有効利用がカード選びの重要な要素となっています。
ポイントを有効に利用するには、ポイント還元率を知っておかなければなりません。
ポイント還元率とは、1ポイントが何円になるかという交換率のことです。
1ポイントが1円になれば還元率1%となり、還元率が高いほど、利用者にとってお得なカードということになります。
ちなみに、JCB一般カードの還元率は0.5%です。
最近は還元率1%のカードも多いので、決して高い還元率ではありませんが、ポイントの貯め方を工夫すれば有効に利用することができます。
ポイント優待サイト
JCBには、「Oki Dokiランド」というポイント優待サイトがあります。
Amazonや楽天市場など、ネットショッピングができるECサイト約400店で、Oki Dokiランドを使って買い物をするとポイント優待が受けられます。
ポイント優待の倍率はECサイトごとに違いますが、中には期間限定ではあるものの、最大で20倍のポイントアップもありますから、見逃さないようにしたいものです。
JCBスターメンバーズ
JCBスターメンバーズは、JCBカードの1年間の利用金額によってステージが決まり、ランクに応じたポイント優待を受けられるシステムです。
JCB一般カードで利用する場合のランクは、年間の利用額が100万円以上でポイント優待率が50%アップとなり、50万円~100万円未満で20%、30万円~50万円未満で10%のアップとなります。
100万円以上利用するとポイント還元率は0.75%で、それほど大きな還元率ではありませんが、あとはどれだけパートナー店舗を利用できるかで、還元率をあげられるかが決まります。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーを賢く利用する
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」には多くの企業が参入しており、これを利用すると最大で10倍のポイントが貯められます。
セブンイレブンで利用すればポイントが3倍になり、スターバックスカードへのチャージでポイントが10倍になります。
昭和シェル石油SSで給油するとポイントが2倍と、毎日の買い物で自然とポイントが貯まっていくので、ぜひ利用するといいでしょう。 特にスターバックスを頻繁に利用する方は、絶対にお得なカードと言えます。
初年度年会費無料
JCBカードにオンラインで入会すると、初年度年会費が無料となります。
さらに、年間50万円以上のショッピング利用で、翌年度も年会費が無料になりますから、利用額が多い人にとってはお得なカードです。
JCBは加盟店舗数が国内最大のクレジットカードの一つです。
世界190の国と地域の3300万以上の店舗で、利用可能な日本発のクレジットカードなのです。
そんな国際ブランドのJCBカードは、海外で利用する際のサービスも充実しています。海外ではVISAやMastercardほどの加盟店数はありませんが、アジアやハワイ、グアムではかなりの加盟率を誇ります。
海外でもこんなに便利!
海外でJCBカードを持っていると、さまざまなキャンペーンサービスを受けることができます。
韓国の空港や観光地では、JCBカードを持っているだけで受けられる、限定優待キャンペーンがたくさんあります。
また、欧米やオーストラリアには、優待特典が受けられるJCB加盟店が数多くあります。
JCBは海外のカードとも提携しており、提携先の店舗も含めると世界の3300店舗で利用可能なカードです。
たとえば、アメリカのDISCOVER加盟店730万店舗でJCBカードが使えます。
また、ブラジルのcieloとの提携により、120万以上の店舗で使用可能です。
さらに、JCBカードを持っていると、世界40箇所以上に設置されている「JCBプラザ ラウンジ」「JCBプラザ」で、日本語によるサポートを受けることができます。
海外で緊急時に日本語が通じるのは心強いものです。
中でも「JCBプラザ ラウンジ」の「日本ならではのおもてなし」は、細かいところまで行き届いていると好評です。
また、海外でカード紛失や盗難に遭った場合は、24時間受付のJCB紛失盗難受付デスクに連絡すれば、カード停止などすべての手続きを行ってくれます。
もちろん、サポートはすべて日本語ですから安心です。JCBカードは、海外に行くならぜひ持っておきたいカードです。
JCB普通カードを持って特をする人
基本還元率は0.5%で普通です。そのため、JCBカードを敢えて作るべき条件としては、
この3つの条件の内、最低①②に当てはまる人には、JCBはおすすめです。それ以外の人にとっては、他のカードと比べても利点が少ないので、還元率を含めて比較されることをオススメします。
JCBゴールドカードはJCB THE CLASSへの登竜門
JCBが発行するゴールドカードには、さまざまな特典があります。還元率が高く持っているとお得なカードと言われていますが、どんな点がお得なのでしょうか。
おすすめのJCBゴールドカードについて調べてみました。
JCBゴールドカードとは
JCBゴールドカードは、JCB一般カードを持った人が、ステップアップとして手にしたくなるカードです。
JCBゴールドカードを持っていると、さらに上のJCBゴールド ザ・プレミアや、JCB THE CLASSなどのインビテーションが届く可能性があります。
これらの上位カードはなかなか持つことができないので、もし持てればそれだけでステータスになります。
JCBカードは日本溌のクレジットカードの中で、唯一国際ブランドと呼べるカードです。
日本国内はもちろん、海外でも他のカード会社との提携により、世界の3300万以上の店舗で利用することができます。
年会費は税抜10,000円ですが、ネットで申し込めば初年度年会費無料となります。 家族でカードを作りたければ、配偶者・親・(高校生を除く18歳以上の)子供まで作ることができます。
家族カードの年会費は1名無料で2人目から1人ごとに税抜1,000円となりますが、この金額は他社のカードと比べても格安です。
カードは夫婦で持つ場合が多いので、夫がゴールドカードを作れば妻の年会費が無料になるのは、かなりお得ではないでしょうか。
さらに、ETCカードの年会費が無料なのもうれしい特典です。
ポイント還元率
JCBゴールドカードは、1,000円利用するごとに1ポイント貯まるシステムです。ポイント還元は1ポイント5円ですから、還元率は0.5%となります。
このポイント付与は、月間利用額に対して適用されます。
たとえば、1カ月間に500円の買い物を10回行えば5,000円に対してポイントが付与されるわけです。
1,000円で1ポイントだからといって、500円の利用では切り捨てられて、ポイントがつかないわけではありません。
また、税込み金額にポイントが付与されるのもうれしい心遣いです。
多くの店舗では、なるべく値段を安く見せるために、1,000円前後の商品なら980円といった値段のつけ方をします。
実際は税込みで1,000円以上払うのに、税抜き価格でポイントを付与されると、980円ではポイントがつきません。
そのため、ちょっと損した気分になってしまいますが、JCBゴールドカードではそのようなことはありません。
また、カード利用で貯めたOki Dokiポイントの有効期限は3年です。3年も猶予があれば、ポイントを使わないまま期限が過ぎる可能性は少ないので、安心して貯めることができるでしょう。
還元率をアップするには
JCBゴールドカードを持つと、「JCB STAR MEMBERS」が適用されるため、利用額に応じて翌年度のポイント還元率が上がります。
具体的には、年間利用額30万円で1.1ポイントになり、50万円以上なら1.2ポイント、100万円で1.5ポイント、300万円以上なら1.6ポイントとなります。
上で書いた通り、1ポイントが5円ですので、100万円以上の年間利用で還元率は0.75%となります。
利用額が多ければ多いほどポイント還元率が上がるため、利用する金額が多い人にとってはお得なカードと言えるでしょう。
なお、ポイントアップのランクは、家族会員にも適用されます。
MyJチェックで海外利用はさらにお得
「MyJチェック」というサービスに登録すると、「海外ダブルポイント」というサービスが適用され、海外でJCBゴールドカードを利用した場合に、ポイントが2倍になります。
なお、このサービスは日本からJCB海外加盟店の、オンラインショッピングを利用しても適用されます。
「でも、海外サイトで商品を買ったりしないから関係ない」という人もいるでしょう。
Amazonで買い物をしたことのある人は、かなり多いのではないでしょうか。Amazonで買い物をしてポイントが2倍になるのであれば、かなりお得なサービスです。
効率的なポイントの貯め方
クレジットカード持つなら、効率よくポイントを貯めたいものです。JCBゴールドカードは、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」に加盟している店舗で利用すると、さらにポイントがアップします。
いくつか例を挙げると、AOKIで買い物するとポイントが5倍になり、セブンイレブン、高島屋、小田急百貨店、Amazonでは3倍になります。
普段買い物に使う店舗も多いので、上手に利用すると効率よくポイントが貯められます。
また、「Oki Dokiランド」経由でアマゾンや楽天などのECサイトを利用すると、クレジットカードのポイントとは別にポイントをもらえるので、二重にポイントが貯められます。
海外旅行の保険も充実している
JCBゴールドカードは、国内外の旅行傷害保険が充実しています。
死亡・後遺障害に最高1億円の補償があり、しかも出発前に手続きは不要で、カードがあるだけでトラブル時に補償が受けられます。
また、賠償費用も最高1億円の補償があり、海外旅行で利用頻度が高い医療費の補償も最高300万円まであるので、何かあった場合でも安心です。
海外旅行では飛行機の遅延や手荷物の遅配、紛失の可能性がありますが、そんな場合でもJCBゴールドがあれば補償が受けられます。
飛行機の遅延により発生した宿泊代や食事代を補償してくれたり、手荷物の遅配により購入を余儀なくされた日用品の費用も補償してくれます。
また、購入した商品の破損や盗難も補償してくれるので、頼る人のいない海外でも、JCBゴールドカードは心強い味方となってくれます。
JCBゴールドカードまとめ
ステータスカードは決して還元率は高くないです。
アメックスやダイナースもそうですが、通常利用で1%を超えるものは少ないと言えます。
しかし逆にマイル還元率やサービスは充実しているので、年会費を超える満足感があるのがゴールドカード以上と言えるでしょう。
JCBゴールドに関しては、おそらくJCBゴールド ザ・プレミアや、JCB THE CLASSへの登竜門として持つ方が多いのではないでしょうか?
もし単にゴールドカードの所有という位置づけで考えた場合、個人的にはもっと良いカードがたくさんあるとは思っています。