お肌にハリやツヤ出る化粧品の成分
肌にツヤがあると、たとえ80代であっても元気にそして若々しく見えますよね?
頬に光るツヤ玉やハリ感のあるお肌とはどういう状態の肌なのか、そしてどんな成分の化粧品を選べば良いのか知っておきましょう。
肌にツヤ玉がある肌とは
肌にツヤがある肌はメイクをしなくても良いほどきめ細かく透明感のある肌です。
どんな状態の肌になればツヤ肌と呼ばれるのか詳しく見ていきましょう。
肌にたるみが少ない
顔に筋肉がなかったり、加齢で筋力が衰えると肌がたるんでいきます。
肌にたるみが少ない肌はハリがあるように見えます。
表情が乏しいと顔がコリ固まり、筋力が衰えるのでマッサージなどでほぐしましょう。
肌が潤っている
適度な皮脂と水分がきちんと肌にある場合しっとりとしたツヤ感のある肌になります。
肌の乾燥は様々な肌トラブルを招くので、保湿ケアはツヤ肌を手に入れるのに重要です。
メラニンが少ない
メラニンは肌を守るものですが、増えすぎると蓄積し後のシミの原因になることがあります。
肌にメラニンが多いとくすみやすく肌の光の反射を妨げてしまいます。
肌のキメが整っている
肌のキメである皮膚の溝が均一だと光の反射も均一になり、肌がツヤツヤして見えます。
またキメが整っていれば、保湿成分など水分を取りこみやすくふっくらとしてハリツヤの良い肌になれます。
お肌にハリツヤをもたらすスキンケア成分
肌にハリ感やツヤをもたらす化粧品は、しっかり保湿ができるものやハリを与える美容成分がギュッと凝縮された美容液などがあります。
美白化粧品や美容成分が含まれたスキンケアを選ぶ際は、同時に保湿成分も多く含まれた化粧品を選ぶようにすると良いでしょう。
保湿成分
肌の乾燥はハリやツヤを失わせるだけでなく、シワや炎症など様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。
そのため保湿をきちんと行い、肌の潤いを保つことが大事です。
まずは肌の弾力の元となるコラーゲンや保水作用が高いヒアルロン酸が含まれた化粧品が良いです。
他にもエラスチンは肌を構成するために必要な成分で、真皮内でコラーゲンを結合させる働きに関係しており、肌表面の水分を抱え込んで水分量を保持してくれます。
そしてセラミドには、肌を守るバリア機能があるため、乾燥から肌を守ってくれます。
線維芽細胞を活性化させる成分
真皮で働く線維芽細胞とは、肌の弾力をもたらすコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の源になる細胞のことを言います。
線維芽細胞に直接働きかけることでハリやツヤをアップさせることができます。
若々しい肌には、真皮の中で活発に働きまわる線維芽細胞が必要なのです。
ビタミンCと聞くと美白用化粧品に使われているイメージがありますね。
実はビタミンC誘導体には、シミ・くすみ予防やターンオーバーを促す働き、また血行改善や皮脂分泌のバランスを整えるなど様々な効果が期待できます。
他にもレチノールやナイアシン、パントテン酸などのビタミン類は皮膚の修復やニキビ予防など肌の健康を促してくれます。
コラーゲンの組織を元気にするためのトリペプチドが含まれているスキンケアもおすすめです。
ハリツヤを与える化粧品の選び方
お肌のハリ感やツヤ感を化粧品で見せるためには、以下のような特徴を持つ化粧品がおすすめです。
保湿成分が含まれている
最近ではファンデなどのベースメイクに保湿成分が含まれている化粧品が人気です。
乾燥を防いでくれるので、毎日メイクする人は肌荒れ防止にもなります。
粒子が細かい化粧品
肌のキメが整っていればツヤ感のある肌に見えますね。
そのため粒子が細かく、肌の凹凸を隠してくれるファンデはツヤのある印象を与えてくれます。
肌に優しい成分が含まれた化粧品
ハリツヤのある肌になるには日頃のスキンケアが重要です。
メイク用品は化学成分が含まれたものも多いため、できるだけ保存料や防腐剤など肌に刺激がある化粧品は避けたいところです。
下地やパウダーにパール成分が配合されたもの
化粧下地や最後の仕上げに使うパウダーには、パール感をもたらしてくれる成分が含まれた化粧品があります。
光の反射を利用して顔にツヤ玉を与えれば、より若々しい肌を演出できるでしょう。
下地やパウダー以外にもハイライト効果を駆使すると、鼻が高く見えたり立体感のある顔立ちになれます。
肌にツヤやハリがあると、肌は健康的に若々しく見えます。
ツヤ肌や肌のハリをキープするために、やはり正しいスキンケアや紫外線対策は必要です。
保湿成分がしっかり含まれた化粧品や、繊維芽細胞を活性化させる成分の含まれた、自分の肌に合った化粧品を選ぶのが大切です。