シミとお肌の老化は紫外線が原因？シミ対策での尿素クリームの効果と注意点

人の第一印象は 0.2秒

『人は見た目が9割』というタイトルの本がベストセラーとなりましたが、見た目から受ける第一印象はおよそ0.2秒で決まると言われています。

つまり、姿勢や服装、身だしなみ、髪、肌にも気を配る、それらの努力の甲斐もあるということでしょう。

たとえば、その肌にシミがあれば、意識せずとも消極的になっているかもしれません。

化粧品との相性や、アウトドアスポーツやリゾートなどで、日焼け止め対策をしていたはずなのに、気づけばシミが出来てしまっていた、と嘆く方もいるでしょう。

肌は年齢よりも紫外線などの影響によるところが大きいため、紫外線対策を疎かにすると肌は急速に老化します。

日焼けで傷んだ肌よりも、健康的な肌はコラーゲンの量が多いことは分かっています。

肌のコラーゲン量が低下すると、シワやたるみなどの早期老化を引き起こしやすくなります。

紫外線は瞬時に細胞にダメージを与え、わずか数秒で DNAを破壊できてしまうのです。細胞の遺伝子が傷つき、皮膚ガンの発生につながる場合もあります。

白色人種ではメラニン色素が少ないことにより、皮膚ガンの確率が際立って高いのはそのためです。

紫外線対策は、昨今では男性も日傘をさすのも珍しくない時代です。

色白な人は、なるべく紫外線にあたらないよう日ごろから気をつけましょう。

シミになる第一要因はやはり紫外線ですが、ストレスや睡眠不足、さらには女性ホルモンバランスが崩れた場合も、シミの要因になるのです。

人間関係におけるストレスも非常に強烈です。目に見えないサイレントキラーなどといってよいでしょう。

時には、人生を狂わせてしまうストレスですが、ストレスは誰もが少なからず抱えているものです。

本を読んだり、気のおけない友人と話をしたり、ペットと遊んだり楽しく過ごす時間を持つことで、気分が紛れることもあります。

ショッピングなども良いでしょう。毎日同じ道ではなく違うルートから帰ってみるなど、気分が変わればストレス発散ができ、悩んでいたことも小さな事だったと気づくことがあるかもしれません。

シミ対策にはビタミンＣや紫外線対策など、もっとも著明な方法のほかに、ドラッグストアでも良く見かける【尿素クリーム】もその効能としてあげられます。

尿素クリームでは、まずはハンドクリームが知られているでしょう。

尿素とは、肌の角質内にある保湿の役割を持った自然の成分の事です。

汗などにも微量に含まれています。水によく馴染む性質のため、保湿剤や医薬品として用いられることも多いのです。

タンパク質を分解する作用があるため、固くなった角質を柔らかくする（溶解）効果で、皮膚の古い角質をとることができ、ガサガサだった肌もなめらかになります。

しかし化学的に外部から角質を溶かすため、肌は新しい角質を急いで作り出そうとします。

つまり、その新しい角質が出来上がる前の段階で尿素クリームを塗れば、出来上がっていない表皮を溶かしてしまい、使い続ける事でヒリヒリしたり、乾燥が悪化しかえってお肌にダメージを与えることになります。

尿素配合のクリームは、硬くガサガサしていたり、角質が剥がれている箇所には有効でしょう。

よって肘や膝、かかとなどに向いていると言えます。

ただ、乾燥してガサガサしていても、肌がやわらかい場合や炎症などがある場合は、使用は見合わせた方がよいでしょう。

ガサガサ肌が一度改善されたら、ビタミンＥやセラミド配合等のものへ切り替えるのがおすすめです。

尿素の効能を理解して、適切な使用で美を手に入れましょう。

手荒れがひどい場合は、クリームを多めに塗ってから綿か絹手袋をつけて寝ると、朝にはその効果をさらに実感できるかも♪