最近何となく鼻の下伸びた?加齢で長くなった鼻の下を短くするエクササイズ
一般的に年齢を重ねると表情筋が衰えて鼻の下の皮膚が垂れ下がるため、それを改善するためにはエクササイズで口の周りの筋肉を鍛える必要があります。
顔も体も加齢によるたるみを防ぎ、すっきりと引き締めるには筋肉の支えが必要だからです。
昔の自分の顔と比べて、何となく顔が長くなったようだと感じる人もいるでしょう。 そのままにしておくと、益々間延びした顔に見えてしまうかもしれません。
そればかりか顔の下半分が間延びすると、老けて見えるというデメリットもあります。
今からでも毎日鼻の下を短くするのに効果的なエクササイズをして、若々しい口元を保ちましょう。
骨密度が減少して鼻の下が長くなる!?
鼻の下が長くなる理由は、表情筋の衰えだけではありません。
加齢によって口周りの骨密度が減少することも関係しています。
骨密度が減少すると骨が痩せてしまうため、その上についている筋肉や皮膚も垂れてしまうのです。
それを防ぐためには、コラーゲンを減らさないようにすることが大切です。
骨にはコラーゲンが多く含まれているからです。
そのためには、次のようなことを生活の中に取り入れてみましょう。
- タンパク質をビタミンCと一緒に摂取する
- 運動をする(スクワット・片足立ちなど)
- 週に2回ほど40~42℃のお湯に10分ほど浸かる(コラーゲンを修復するヒートショックプロテインが作られやすくなる)
運動は、繰り返し行う運動のほうが骨を強くするのに効果的だと言われています。
ですから、単純な動きを何度も繰り返すスクワットなどを取り入れると良いでしょう。
簡単メイクテクでイメージ変わる
今すぐにとりあえず鼻の下を短く見せたい!というのならば、以下のような鼻の下を短く見せるメイクに挑戦してみましょう。
- オレンジのチークをサッと鼻の下につける
- リップライナーで上唇の輪郭を少しオーバーに描く
- 上唇の真ん中のくぼみにハイライトをのせる
暗めの色やハイライトを使って凹凸をつける他、唇の輪郭をはっきりさせるため、鼻の下がキュッと短くなったように見えるでしょう。
ただしメイクをしすぎるとかえって違和感のある顔になってしまうので、チークやハイライトをつけるときは1~2回サッとなぞるくらいでOK。
筆を使う際に必ず手の甲やティッシュなどで余分な粉を落とせば、つけすぎを防げます。
エクササイズの前にコリをほぐそう
前述の点に気をつけて生活をしながら、顔のエクササイズも行いましょう。
いきなりエクササイズを始めるのではなく、血液が流れやすくなるようにまず顔のコリをほぐすことが大事です。
次の手順で、顔のコリをほぐしていきましょう。
- 握りこぶしを作る
- 指の第2関節の部分で、口の横の筋肉を内側から外側に向かって優しくほぐす
- 次に頬骨の下や上を、指の第1関節と第2関節の間の平な部分でほぐす
- 最後に4本指でこめかみの辺りの側頭筋をほぐす
道具がなくてもできるので、仕事の合間などにも行えます。
より本格的にほぐしたいのならば、先端にローラーがついた美顔グッズを使うと良いでしょう。
アヒル口エクササイズにチャレンジ
全体的に顔のコリをほぐしたら鏡を顔の前に置いて、自分の顔を見ながら以下のエクササイズを行いましょう。
- 人差し指を左右の口角に置く
- そのまま真横に引っ張る
- 引っ張ったまま口をアヒルの口のように前に出す
- その状態を20秒間キープする
口の周りの筋肉が少し突っ張ったように感じるまで続けましょう。
最初は1回だけでも、20秒間キープするのは難しいかもしれません。
そのためまず1回から始めて、慣れてきたら回数を増やすと良いでしょう。
グッズを使って鼻の下を鍛えるのもGood!
鼻の下だけを鍛えるのならば、ペットボトルを使ってエクササイズをするのも良いでしょう。
空のペットボトルに水を入れて、それをくわえるだけと簡単。 水の量を変えれば、自分に合った負荷をかけられます。
もし鼻の下だけでなく口の筋肉をまんべんなく鍛えたいのなら、専用のグッズを使うのがおすすめです。
色々なグッズが販売されていますが、ペットボトルの上半分のような形をしたグッズはコンパクトで持ち運びをするときにも便利。
その上価格も8,000~10,000円ほどと、美容グッズにしてはリーズナブルです。
ペットボトルの口のような形をした部分を加えてスイッチを押すと、振動して口の周りの筋肉がブルブルと震える仕組みになっています。
強度は4段階から選べるので、自分に合ったレベルを選ぶと良いでしょう。
上下左右の筋肉に刺激を与えられるので、鼻の下はもちろんのことほうれい線や頬のエクササイにもなります。
アヒル口エクササイズやグッズを使ったエクササイズは、短時間でも続けることで効果を感じるようになります。
忙しくても毎日エクササイズをする時間を作って、習慣にしてしまいましょう。
根本的に解決するには地道にエクササイズを続けることが一番なのかもしれません。