ブルドッグ顔サヨナラ!頬のたるみを改善するスキンケア
「最近頬のたるみが気になってきた」と感じたら、スキンケアのアイテムや方法を変えてみましょう。
たるみの改善を促す成分が入ったアイテムに変えたり、化粧水のつけ方を変えたりするだけなので、それほど難しく考える必要はありません。
正しいケアを行わないと、たるみが悪化してブルドッグ顔になる可能性もあります。
ですからほうれい線や毛穴の開きが気になり始めたらたるみのサインだと思って、思い切ってスキンケアの方法を変えましょう。
耳を刺激して頬の張りとむくみにサヨナラ
食べ物を噛むときに使う咬筋(こうきん) 寝ているときに歯ぎしりをする場合は、この咬筋が硬くなっています。
咬筋が硬くなると、頬(エラ)が張って見えてしまいます。
また頬の骨も正しい位置からずれるため、骨の上についている筋肉もずれてしまいます。
ですから朝起きたらまず、咬筋をほぐしてあげることが大切です。
耳の裏を刺激すると咬筋がほぐれやすくなるので、スキンケアをする前に耳を上に引っ張ったり回したりしましょう。
耳に輪ゴムをかけるのもおすすめの方法です。
一時的に血流が流れにくくなりますが、輪ゴムを外すと血流の勢いが増すのでむくみの解消にも役立ちます。
10分程度耳にかけるだけでOKなので、その間に歯磨きや出掛ける準備をすることができます。
保湿+ハリを重視したスキンケアのアイテムを選ぼう
たるみを改善するためには、以下のような成分が配合されたスキンケアのアイテムを選ぶのがおすすめです。
- セラミド…バリア機能を整える作用がある・コラーゲンの生成を促す
- ヒアルロン酸…水分を肌内部に保持する働きをする
- コラーゲン…弾性があるため肌のハリのもとになる
- レチノール…コラーゲンの生成を促す
- ビタミンC誘導体…コラーゲンの生成を促す
これらの成分が含まれた化粧水や美容液、乳液などを選ぶと良いでしょう。
また紫外線も、コラーゲンやエラスチンが減少する原因になります。
ですからスキンケアをした後は、必ず日焼け止めクリームもつけましょう。
スキンケア用品をつけるときはリフトアップを意識して
今までは、ただ何となくスキンケアのアイテムをつけていた人も多いかもしれませんね。
でもこれからは次のように、頬を上げることを意識して化粧水や乳液をつけるようにしましょう。
- 顔全体に化粧水をつける
- 顎の骨を人差し指と中指で挟み、顎先から耳の下に向かって指を滑らせる
- 口の横から耳の横まで4本指を滑らせる
- 小鼻の横からこめかみに向かって4本の指の腹を滑らせる
2~3回ほど繰り返すだけでも、顔がスッキリするのを実感できるでしょう。
仕上げに、頬骨の下に並んでいるツボを刺激すればより効果的です。 頬骨の下を触ってみて痛いと感じる場所を、小鼻の横から耳の横に向かってゆっくり押していきましょう。
こまめに化粧水を補給して乾燥を防ぐことが大事
いくら化粧をする前に入念にスキンケアをしても、時間が経つと乾燥していることを実感する人が多いのではないでしょうか。
乾燥するとバリア機能が低下して、肌内部の水分も蒸発しやすくなります。
そうするとより一層たるみが目立つようになるため、疲れた顔に見えてしまうでしょう。
ですから、日中もこまめに化粧水をつけて保湿をすることが大切です。
いつも使っている化粧水をミスト式のスプレーボトルに入れて持ち運べば、化粧水をつけたいときにすぐに取り出してつけることができます。
また持ち運び可能な加湿器を、仕事用のデスクなどに置いておくのもおすすめ。
高額なものもありますが、数千円ほどの手頃な加湿器もあります。
ペーパータイプの加湿器なら電気が必要ないので、どこででも広げることができますよ。
夜はリフトアップクリームでセルフマッサージを
週に2回くらいは、セルフマッサージをするのが理想的です。
リフトアップクリームを顔全体につけたら、次のようにマッサージをしていきましょう。
- 4本指で鎖骨の下や耳の下を優しく撫でる
- 耳の下から鎖骨の下に向かって撫でる
- 顎の骨を人差し指と中指で挟んで顎から耳に向かって手を滑らせる
- 口の横から耳の横まで4本指でらせんを描くようにマッサージ
- 小鼻の横からこめかみまでも同様にマッサージ
- 握りこぶしを作り、第2関節で頬骨の下をグッと押す(小鼻の横から耳の横まで)
- 口の横から耳に向かって、顔の肉を押し上げるように手の平全体を滑らせる
- 小鼻の横からこめかみに向かっても同様に手を滑らせる
マッサージをしているとクリームが肌内部に浸透して、滑りが悪くなることがあります。
そのままマッサージをすると摩擦が起こって皮膚にダメージを与えてしまうので、必ず再度クリームを塗りましょう。
顔のむくみ・たるみまとめ
朝はむくみを改善してから、スキンケアを行いましょう。
余分なものを流してスッキリさせるだけでも、顔の印象は変わります。
またたるみに効果的なスキンケアのアイテムで年齢と共に不足する成分をしっかり補えば、これまでとは違った変化を実感できるでしょう。
これらを顔につけるときは、下から上につけたり頬の肉を持ち上げるようにしてつけたりすればより効果的です。
定期的にセルフマッサージも取り入れれば、頬のたるみがスッキリしてくるでしょう。