ウエストにくびれがない原因は骨格体質だから仕方ない?対策法は?
魅力的なウエストのくびれは、全女性の憧れですよね。
キュッと引き締まったくびれがあれば、どんなファッションにでも堂々とチャレンジできそうな気がします。
でもここにきてウエストにくびれができやすい人とできにくい人には、ある決定的な違いがあることがわかってきました。
その違いとはいったい何なのか、その違いを克服してウエストをくびれさせるにはどんなエクササイズが良いのか一緒にみていきましょう。
ウエストのくびれには骨格が影響していた?
ウエストのある場所の上下には肋骨と骨盤があって体を支えていますが、肋骨と骨盤の間には隙間があるのが触るとわかると思います。
この隙間の部分が広いか狭いかによって、ウエストのくびれがある程度決まってしまうというのです。
生まれつきくびれやすい人がいる
生まれつき肋骨と骨盤の距離が離れている人は、くびれができやすい人です。
理想的なのはこの部分に指が4本程度入ること。
遺伝的に身長が高い人や胴が長い人、肋骨が上にある人、骨盤が下の方にある人はウエスト部分がくびれやすいということです。
反対に指が3本以下しか入らない人は、残念ながらくびれができにくい骨格なのだそうです。
くびれができない人の生活習慣
でも実はこのくびれやすさには、生まれつきの骨格の他にも後天的な原因があったのです。
それは何気なく行っている毎日の生活習慣や、姿勢のクセに隠れています。 次のような習慣に、思い当たることはありませんか?
猫背はダランとしたラクな姿勢で、肩周りが下へ落ち込む形になるので、お腹も一緒に下がってしまってお腹ぽっこりの原因になりますし、足を組むのは骨盤の歪みを招きます。
また日頃からお腹まわりの筋肉をしっかり使っていないと、次第に筋肉が衰えて肋骨と骨盤の位置が近づいてしまうのです。
普段からウエストを意識して、筋力を低下させないようにしましょう。
くびれを作るにはどうしたらいい?
生まれつきウエストにくびれができやすい骨格を持っていても、クセや習慣でせっかくの恵まれた骨格を生かせていない人もいますし、くびれができにくい人でも努力でキレイなくびれを手に入れている人もいます。
ではどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか。
良い姿勢をキープする
お腹や背筋がすっと伸びた良い姿勢をキープするには、いつも意識していなければなりません。
意識して姿勢を整えようとするだけでも体幹を刺激し、歪みも起きにくくなります。
炭水化物の摂りすぎを控える
炭水化物は私たちにとって欠かせない栄養素ですが、摂りすぎるとすでにお腹まわりに付いている皮下脂肪や内臓脂肪が使われずに、溜まる一方になってしまいます。
炭水化物は適量を超えて食べ過ぎないようにしましょう。
便秘にならないようにする
女性には便秘体質の人も多いですが、便秘はぽっこりお腹の元凶とも言われています。
腸にたまった便には、分解できない脂肪が含まれているそうです。
普段から便秘にならないように、善玉菌を増やす食生活や運動などで対策しましょう。
理想的なくびれを作るトレーニング
今日からでも自宅ですぐにできる、くびれに効果的なトレーニングをご紹介します。
どれも簡単なものなので、毎日続けてみてくださいね。
内蔵の位置を戻す
足を肩幅に開いてまっすぐ立ち、背中を伸ばすようなイメージで両手を頭の上に伸ばして組みます。
お腹に力を入れて思い切りへこませ、もう一度背筋を伸ばしたら、そのままお腹の力を抜いてお腹をふくらませます。
これを5回繰り返して、お腹を動かしていきましょう。
リバースプランク
仰向けに寝た状態から上半身を軽く起こし、両手を肩の真下に来るように親指が内側になるように置いて足を伸ばします。
かかとと手だけで体を支えるようにして浮かし、足からお腹、胸、顔までが一直線になるように伸ばします。 1回30秒はキープできるように、練習してみてください。
ツイストクランチ
仰向けから手を頭の後ろで組み、太ももが垂直に、膝は90度になるよう曲げて上半身を軽く起こします。
右肘と左膝がつくよう寄せるようにして体をひねります。
このとき右足はまっすぐ水平に伸ばします。
これを左右交互に30回、3セットを目標に続けてみましょう。
かなりキツイですが、くびれには即効性が期待できる運動です。
まとめ
ウエストがくびれた体型は骨格の問題だけではなく、日頃の生活習慣によるものも大きいということがわかりましたね。
ダイエットと同じでカロリーの摂りすぎに注意したり、正しい姿勢を保つ努力が大切です。
またちょっとした隙間時間にも、脇腹を伸ばすようなストレッチをするようクセづけるだけでも違います。
両足のかかとをつけてつま先を45度開いた状態で立ち、腕を頭の上に伸ばして手のひらを合わせ、お腹が伸びるように意識しながら、息を吐きつつ上半身を前後左右にゆっくり動かします。
これならどこにいてもできますから、ぜひ取り入れてみてください。