ほうれい線をなくしたい:3つの原因と自分でできるほうれい線ケア
ほうれい線があると老けて見えてしまいますが、しっかりケアをすれば目立たなくさせることができるので、ほうれい線が目立つからと言って諦めるのはまだ早いです。
ケアを始める前に、日頃ほうれい線をできやすくする行動をとっていないかよく考えてみましょう。
いつも何気なく行っている行動が、実はほうれい線ができる原因になっていることもあります。
それらを見直した上で自宅でも簡単にできるケアを取り入れれば、ほうれい線の悩みを軽くすることができるでしょう。
ほうれい線をできやすくする3つの原因
ほうれい線は年をとると誰でもできるもの、と考えている人も多いでしょう。
しかし年をとっても、ほうれい線が目立たない人もいます。
逆に若くても、ほうれい線がくっきりと目立つことも。
できることならば、年をとってもほうれい線のない若々しい肌でいたいですよね。
そのためには、以下のほうれい線ができる主な3つの原因に注意して生活することが大事です。
- ハリや弾力不足…老化や紫外線などの影響でコラーゲンやエラスチンが減少。 表情筋の動きが少ないために、筋力が衰えることもある。
- 骨格の歪み…食いしばりや頬杖などにより骨格が歪むと、ほうれい線ができやすくなる(片方にだけほうれい線ができることも多い)。
- 横向きやうつ伏せで寝る…頭の重みで顔の肉が固定されて深いシワができやすくなる。
食いしばりや寝姿などはクセになりやすいので、クセが出ないようにいつも意識して生活をしましょう。
顔全体の保湿とピンポイント保湿をしよう
すぐに始められるのは紫外線対策と保湿対策。
365日日焼け止めクリームを塗って紫外線対策をする他、肌が乾燥しないように化粧水やクリームで保湿をしましょう。
保湿をする際は、まずヒアルロン酸やセラミド入りの化粧水を顔全体にたっぷりつけることが大切です。
その後、ほうれい線にシートパックをしましょう。
目元用のシートパックや、化粧水を浸したコットンを使うのがおすすめです。
ヒアルロン酸を作り出したり水分量を増やしたりする作用がある、純粋レチノールが配合された化粧水を使うのも良いでしょう。
最後にコラーゲンや純粋レチノールなどが配合されたクリームで毛穴にフタをします。
さらにほうれい線の部分にクリームを薄く塗れば終了です。
ほうれい線を指でアイロンのように伸ばそう
ほうれい線が深くて目立つ場合は、アイロンで洋服のシワを伸ばすように指でほうれい線を伸ばしてみましょう。
手順は以下の通りです。
- マッサージクリームを顔全体につける
- 手の平を開いた状態で、人差し指の側面を口角に当てる(ヤッホーと叫ぶときの手の形)
- そのままほうれい線を引き上げるようにこめかみまで指を滑らせる
この行程を何度か繰り返しましょう。
また口の中に親指を入れて、ほうれい線の内側を伸ばすのもおすすめです。
いずれも、あまり力を入れずにゆっくりと指を動かすようにしましょう。
どちらか1つのストレッチを行うのではなく、なるべく両方のマッサージを行ったほうが良い変化が現れやすいです。
骨格改善ストレッチで骨格の歪みを改善
骨が歪むと、その上についている筋肉もアンバランスについてしまいます。
しかし、自分で骨格を正しい位置に戻すのは困難。 でも毎日ストレッチをするのとしないのとでは、その後の表情に差が出ます。
このストレッチで使うのは割り箸だけなのでとても簡単。 次の手順でストレッチを進めていきましょう。
- 歪みのあるほうの奥歯で割り箸を強く噛む(約5分)
- 今度は割り箸を両方の奥歯で強く噛む(約5分)
割り箸は大抵どこの家にもあるので、思い立ったらすぐに行動に移せます。
ただし、顎関節症や虫歯のある人には向いていません。
仰向けで寝やすい枕を選ぶのがおすすめ
枕の高さが合っていないと不快に感じるため、どうしても横向きやうつぶせ寝の体勢になってしまいます。
そのため、ほうれい線が深くなりやすくなるのです。
横向き(同じ向き)で寝ることが多い場合は、どちらか片方のほうれい線だけが深くなることも。
そうすると顔がアンバランスに見えるため、より悩みが深くなるでしょう。
ですから、ポイントとしてはなるべく仰向けの体勢をキープできるような枕を選ぶことが大切です。
理想的な枕の高さは、人によって違います。
そのため本当に自分に合った枕を選ぶのならば、専門店に足を運ぶことをおすすめします。
もし仰向けで寝ると腰が痛む場合は、膝の下にも枕を置いてみましょう。
ほうれい線対策まとめ
まずほうれい線を目立ちやすくする行動をしていないか、チェックしましょう。
思い当たることがあったら、その点を改善したり重点的にケアしたりすることが大事です。
今までスキンケアを簡単に済ませていたのならば、これはらは乾燥やたるみに効果的な成分が入ったスキンケア用品を使って丁寧にケアすることを心掛けましょう。
ストレッチやマッサージなども自分で簡単にできるので、実践することをおすすめします。
自分で実践しやすいと思うものから始めてみてくださいね。