【10歳若く見える】見た目年齢を左右する首のシワやたるみをなくす首ヨガ
首のシワやたるみが気になり始めたら、首ヨガを取り入れることを考えましょう。
そもそも首は、重い頭を常に支えています。
その上顔のように丁寧に手入れをされることが少なく乾燥しやすいため、シワやたるみができやすいのです。
もちろん、コラーゲンの減少も原因の1つに挙げられます。
首の皮膚は薄くシワやたるみが目立ちやすいので、顔と同様にケアをすることが大事です。
スキンケア用品でケアをすると同時に、首ヨガでインナーマッスルを鍛えて首のシワやたるみを目立たなくさせましょう。
首ヨガはシワやたるみにも効果的なの?
首や肩のコリをほぐすのに役立つのが首ヨガ。
一般的なヨガと同じで、深い呼吸を意識しながらゆっくりとヨガのポーズをとります。
首ヨガでは首を伸ばす動作が多く、またインナーマッスルも刺激するため、シワやたるみの改善にも役立ちます。
今回紹介する首ヨガのポーズでは、首の前側の胸鎖乳突筋を伸ばすことを意識しましょう。
この部分は、日常の動作では鍛えにくい部位です。
ですから定期的に首ヨガの時間を作って、鍛えるようにしましょう。 胸鎖乳突筋が鍛えられれば、首が正しい位置でキープされやすくなります。
そのため今あるシワやたるみにアプローチできるだけでなく、新しくできるシワやたるみの予防にも繋がります。
また首のゆがみが改善されたり、血液が流れやすくなって顔色が明るくなったりする作用も期待できます。
首ヨガの前に リンパを流して老廃物を排出
首ヨガを始める前に、首のリンパトリートメントをしましょう。
老廃物が流れやすくなるので、より高い首ヨガの効果が期待できます。 以下の順番で、リンパトリートメントをしていきましょう。
手が滑らかに動くように、ボディクリームやマッサージクリームをつけてからトリートメントをするのがおすすめです。
- 左側の鎖骨を右側の中指と人差し指で挟み、左右に撫でる(鎖骨の下に少し圧をかける)
- 右側の鎖骨の下も同様に撫でる
- 左耳の下から鎖骨のくぼみに向かって、右側の3~4本の指で撫でおろす
- 再度鎖骨の下を撫でる
- そのまま脇の下まで手を滑らせる
- 右側も同様に撫でる
鎖骨の下や耳の下、脇などはデリケートな部位なので、優しく撫でるようにしましょう。
始めは難しく感じるかもしれませんが、慣れれば2~3分ほどで終了します。
首を正しい位置でキープしよう
リンパトリートメントが終了したら、首を正しい位置に戻すトレーニングをしましょう。
椅子に腰をかけて、次のようにして首の位置を調整しましょう。
- 右手の人差し指と中指を、首の付け根の骨の上に置く
- そのまま息を吐きながら、首を下に倒す
- 息を吸いながらゆっくりと首を上げ、首の前の筋肉を伸ばす
この動作を5回繰り返しましょう。
首の筋肉がほぐれるので、首を動かしやすくなるでしょう。
その後背筋を伸ばして、顎を軽くひきます。 始めは全身が写る鏡の前でこれらの動作をすると良いでしょう。
そうすれば自分の癖や正しい首の位置などが、はっきりとわかると思います。
約50秒の簡単首ヨガにトライ
前述の動作が終わったら、首ヨガにトライしましょう。 まずあぐらをかくようにして座り、自分の顔の前に鏡を置きます。
そして背筋を伸ばして、首を正しい位置でキープしましょう。 その後、次の順番に従って首ヨガを行います。
- 息を吸いながら上を向く
- そのままの状態で息を吐く
- 舌を鼻の先端に当てるようにして思い切り押し上げる
- そのまま5~10秒キープ(呼吸は通常通り行う)
- 息を吐きながら元の位置に戻す
- 同じ動きを5回繰り返す
始めは5秒キープすることから始めて、少しずつキープする秒数(最大10秒)を増やしていきましょう。
首の前の胸鎖乳突筋が伸びているかをしっかり意識しながら、首を伸ばすのがポイントです。
リラックス効果も期待できる魚のポーズ
今度は仰向けに寝て足を揃えます。
手の平を床に向けたら、基本姿勢の完成です。 次の手順で魚のポーズを決めましょう。
- 手の平を下に向けた状態のまま、背中の後ろ(お尻の後ろ)に手を入れる
- 足のつま先を天井方向に向ける
- 肘に力を入れて上半身を反らせる
- そのままの状態で深呼吸を5回繰り返す
- 体勢を元に戻す
上半身を反らせているときは、胸鎖乳突筋もしっかり伸ばすようにしましょう。
首の筋肉が伸びるだけでなく胸も開くので、深い呼吸をしやすくなるでしょう。
リラックス作用もあるため、眠る前に魚のポーズをするのもおすすめです。
首ヨガのまとめ
首ヨガの正しい動きをすると、胸鎖乳突筋が伸びていることがわかるでしょう。
いずれも短時間でできるポーズなので、毎日スキンケアのときや眠る前などに取り入れることをおすすめします。
新しいシワやたるみを作らないためには、正しい首の位置をキープし続けることも大切です。
1度自分の首の正しい位置を記憶すれば、姿勢が悪いと感じたときもすぐに修正できるでしょう。
下を向いて過ごす時間が多い場合も、シワやたるみの原因になります。 スマートフォンなどを操作する姿勢にも注意をしましょう。