髪型が決まらないのは薄毛のせい?薄毛対処法と対策
髪の毛が細くなってコシやハリがなくなったり、ボリュームがでなくてぺちゃんこになってしまったり。
髪型が決まらないという薄毛の悩みを持つ女性も多いのではないでしょうか。
でもちょっとしたセットのコツや髪型の工夫で、薄毛をカバーすることは難しくありません。
ふんわりとボリュームを出すセットの方法やヘアスタイル、スタイリングのヒントになる方法をまとめましたので、ヘアセットの際にお役立てください。
薄毛をカバーするセットのコツ
薄毛のせいで髪型が決まらないという人は、これからご紹介するテクニックを試してみてください。
思いのほか薄毛をカバーするのは簡単と感じるかもしれませんよ。
分け目を変えてみる
ずっと同じ場所で分けている人は、それだけでも分け目の部分が薄くなってきて気になると思います。
どうしてもそこに目が行ってしまって、ペタンとした寂しい印象を免れません。 これをカバーするには思い切って分け目を変えてみると改善がみられます。
これだけで髪の毛がついてしまったクセに逆らって、根元が立ち上がりボリュームがでます。 少し濡らして髪の毛を丁寧にブラッシングすれば、自然になじみますよ。
ドライヤーを根本から当てる
まず薄毛が気になる部分の根本を霧吹きの水をかけて濡らし、両手を開いた状態で指を入れて根本を起こし、毛の流れに逆らうようにしてドライヤーの風を根本を起こすように左右から交互に当てていきます。
このときブラシや手でクセづけるように、髪の毛の根本を優しく動かします。 髪の毛が乾いたら、仕上げに髪の毛をつぶさないように注意しながら手ぐしで整えましょう。
スタイリング剤はスプレーを
スタイリング剤にワックスやクリームなどの重いテクスチャのものを使ってしまうと、髪の毛がベッタリとなってせっかく作ったボリュームも潰れてしまいます。
ふんわりとしたボリュームを出したいときは、髪の毛の根本にはスプレータイプのものを使いましょう。
お悩み部位別のおすすめヘアスタイル
薄毛といっても生え際が気になる人、分け目が気になる人、全体的なボリュームがない人など、場所によってカバーの方法も変わってきます。
お悩みの部位別に、気になる部分がカバーしやすいヘアスタイルをご紹介します。
前髪(生え際)が気になる場合
後ろの髪の毛を一部前へ持ってくることで前髪にボリュームを持たせるか、逆に前髪をすべて上げておでこを出してしまうのがおすすめです。
フルバングはトップからこめかみあたりまで前髪を重めにおろしたスタイルで、まっすぐ下ろすとキュートな印象に、軽く流すようにすると大人っぽくなります。
アップバングはロングヘアーで前髪を作っていない人向け。 分け目をサイドに寄せてグッとかきあげます。
ポンパドールはおでこを出しつつ特徴的な毛束アレンジで、髪の毛の長さに関係なく作れるスタイル。
前髪を斜めに編み込んでピンで留めます。
前髪が短めな人は、ワックスを少量内側からつけて毛束を作ってみてください。
頭頂部周辺が気になる場合
分け目を変えてみることで薄毛部分が目立たなくなります。
ずっと同じ分け目だったとしたら、クセを治すのに少し苦労するかもしれませんが、新しい分け目を作ってヘアピンなどで固定し、ドライヤーで乾かすようにすると2日から3日で定着してきます。
あとはご紹介したドライヤーテクでセットしてみましょう。
また最近では、『髪ポンポンパウダー』が販売されています。茶色のタイプもあり同時に白髪もカバーできますのでお勧めです。
一度試してみてください。
全体的にボリュームダウンしている場合
☆トップや毛先にゆるふわパーマをかける
☆ヘアアイロンやホットカーラーで巻いてアレンジ このどちらかでボリュームアップしましょう。 スタイリングもラクになります。
美容院を積極的に活用する
薄毛を気にしている女性は案外多いもの。
恥ずかしいと気後れせずに、オーダーの際にヘアスタイリストさんに相談してみましょう。
薄毛がカバーできる髪型にしてほしいとはっきりと伝えると、経験を生かした提案をしてくれるはずです。
また前髪だけならと自分でカットする人は多いですが、生え際が気になっているならやはりプロに任せませしょう。
特にシースルーバングや後ろの毛を一部もってきてフルバングにする場合は、自分でやると失敗するケースが多いです。
気になっている部分を他人に見せるのは気がすすまないかもしれませんが、相手もプロです。
遠慮せずに伝えておけば、ヘアケアの方法やヘアアレンジなども教えてもらえるかもしれませんよ。
まとめ
ひと昔前までは薄毛は男性に多い悩みと言われていましたが、現代では女性にとってもちっとも珍しいことではなくなりました。
ホルモンバランスの崩れ、ストレス、妊娠や出産、更年期など色々なことがきっかけで薄毛になる女性が増えています。
でも今回ご紹介したようなヘアセットの工夫や、ヘアアクセサリーやスカーフでのアレンジ、おしゃれな帽子など、気にならなくなる方法もたくさんあります。
髪の毛の悩みで消極的にならず、どんどんこうした方法でカバーしていきましょう。