【老け顔対策】若い印象を与えるまぶたや目のくぼみのメイク術
まぶたが垂れ下がったり目のくぼみが目立ったりして老けて見える顔は、メイクで力強さや若々しさを取り戻しましょう。
ただし若い頃と同じメイクをすると、厚化粧に見えてしまいます。
若々しい印象を取り戻すどころか、逆に老けて見えるでしょう。
ですからメイクをする部位やメイクの厚さ、使う色などを考えてメイクをする必要があります。
そうすればハッキリとした目元を取り戻しつつも、全体的にはナチュラルな仕上がりになるでしょう。
上のまぶたの若見えベースメイク
上のまぶたには目元をふっくらと、そして華やかに見せる効果が期待できる、パール入りのアイシャドウを使いましょう。
パールの粒子が大きいと幼く見えるので、粒子の細かいパールを使うのがおすすめです。
ナチュラルで華やかな印象にするためにオレンジ系のアイシャドウを使い、次のような手順でつけていきましょう。
- 顔全体に塗った下地をまぶたにもつける(ピンクパールの下地がおすすめ)
- パールオレンジのアイシャドウを中指にとり、まぶた全体につける(肌馴染みの良いクリームタイプがおすすめ)
- 濃いブラウンのアイシャドウをまつ毛の際に細くひく
ブラウンのアイシャドウは、あくまでもまつ毛の際にだけ細くひくのがポイント。
太いと老けて見えてしまうので注意しましょう。
アイラインで目力を取り戻そう
ぼんやりした印象の目元をきりっとした印象の目元にするためには、アイラインが重要です。
不自然に見えないように、次のポイントを守ってひきましょう。
- ブラウンのアイライナーで、目頭から目尻までラインをひく
- 目尻側のラインを、ほんの少しだけ上に向けてひく
- 綿棒でラインをぼかす
- まつ毛とまつ毛の間をアイライナーで埋める
使うのはブラックよりも自然に見える、ブラウンのアイライナーがおすすめ。
最初に使うアイライナーは、筆タイプのものが描きやすいです。
まつ毛とまつ毛の間を埋めるときは、細かい部分の作業がしやすいペンシルタイプを使うと良いでしょう。
マスカラをつけてより印象的な目元に
よりハッキリとした印象的な目元にするために、マスカラも忘れずにつけましょう。
マスカラは茶色よりもブラックのほうが、目元がハッキリとした印象になります。
つけるときのポイントを以下にまとめました。
- マスカラをまつ毛の中央の根本に当てて、細かく左右に動かしながら上に向かってつける
- 目頭や目尻も同様につける
- マスカラを縦に持ち、1本1本のまつ毛を伸ばすようにつける
ポイントは、マスカラを根元にしっかりと当てること。
そうすることでまつ毛が上を向きやすくなるので、ビューラーを使わずに済みます。
まつ毛が扇状になるようにすれば、目がよりパッチリと大きく見えるでしょう。
目のくぼみができるのはまぶただけじゃない!
まぶただけじゃなく、目の下にもくぼみができることがあります。
でもオレンジ系のコンシーラーを使って以下のようにメイクをすれば、目の下のくぼみが目立ちにくくなります。
- リキッドコンシーラーを目の下のくぼみにつける(何カ所か斜めに線をひく)
- 指の腹でポンポンと叩いて馴染ませる
目のくぼみの中だけにコンシーラーをつけるのではなく、少しオーバーぎみにつけるのがポイント。
黄色だと白浮きしたり目が小さく見えたりする可能性があるので、オレンジ系を使いましょう。
またリキッドコンシーラーは美容成分が入っているものが多いため、時間が経ってもメイクが崩れにくいというメリットがあります。
ですからメイクをつけている時間が長い人は、リキッドコンシーラーを選ぶと良いでしょう。
最後に目の下をスポンジで軽く叩いて、コンシーラーを肌に馴染ませましょう。
涙袋とアイラインで若見え度アップ!
アイシャドウで涙袋を作れば、より若々しい印象になるでしょう。
ここではまぶたに塗ったのと同じ、パールオレンジのアイシャドウを使います。
目頭から目尻に方向に、細めにつけていきましょう。 続いて、目の下のまつ毛の際にもアイラインをひきます。
目頭までアイラインをひくとキツイ印象になる上に、かえって目のくぼみが強調される可能性が高いです。
ですから、目の中央から目尻側に向かって約半分だけひくようにしましょう。
ただし、目尻の端までひくのではありません。 目尻側は4~5mmほど残してアイラインをひき、綿棒でぼかしましょう。
そうすることで、目の上下の幅が広い印象になります。 その後、目の下の目尻側にもブラックのマスカラをつければ完成です。
まぶたのたるみや目の下のくぼみを隠そうと、ファンデーションを厚く塗るのはNG。 より老け顔の印象を強くしてしまいます。
ですから面積の広い部分は、薄いメイクを心掛けましょう。
色選びを間違わなければ、メイクが薄くても悩みを自然にカバーすることができます。
その代わりに、ラインはしっかり描きましょう。
ただしあくまでも細く描くのがポイントです。
マスカラもボリュームを追い求めるのではなく1本1本の長さを重視すれば、ナチュラルで洗練された印象になるでしょう。