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誰でも起こりうる更年期障害とは?原因と様々な症状について

女性ならば必ずと言っていいほど体験する更年期障害ですが、前もって主な原因や症状を知れば向き合い方が変わるはずです。

程度の差はありますが、ほぼ全ての女性が何らかの症状を実感するので、更年期障害についてのひと通りの知識を把握しておきましょう。

ただし、あまり悲観的にならないことが大切です。

物事を深く考え込むと、精神的な症状が重くなりやすいからです。

女性の場合は閉経前後10年間に起きることが多く、誰もが通る道で終わらない道ではないと知り割り切って対応しましょう。

女性ホルモンの急激な減少が主な原因

女性の卵巣にある卵子は年と共に減少していき、更年期障害を発症する頃にはほぼ消滅します。

それと共に、女性ホルモンの分泌も減少します。

この頃は急激に卵子や女性ホルモンの分泌が減少するため、脳が反応して更年期の様々な症状が出るようになるのです。

しかし稀に生活習慣の乱れなどが原因で、20~30代の若い女性も更年期障害を発症することがあるようです。

ストレスが原因になることもある

更年期障害を発症しやすくなる時期に職場や家庭などでストレスを抱えると、更年期障害の症状が出やすくなります。

この時期の働く女性は、職場での役職が上がって責任のある仕事を任されることも多いでしょう。

また、親の介護の悩みを抱やすい時期でもあります。

それらが重なったり悩みを打ち明ける人がいなかったりすることで、ストレスを溜め込んでしまうのです。

元々心配しやすい性格の人や不安を感じやすい性格の人も、ホルモンのバランスを崩しやすく、更年期障害の精神症状が強く現れる傾向にあります。

男性でも起こる更年期障害

更年期障害は女性特有のものだと思われがち。

しかし男性でも、更年期障害を発症することがあります。

男性ホルモンが減少することが主な原因です。

女性と同じようにストレスが原因で、次のような更年期障害の症状が出ることもあります。

  • 体がだるい
  • やる気が出ない
  • 憂鬱
  • 五十肩
  • 性欲がなくなる
  • 太りやすい

男性の更年期障害は、女性の更年期障害よりもまだ認知度が低いようです。

ですからパートナーが更年期障害かもしれないと感じた場合は、一度医師に相談するように促してみましょう。

女性の場合は閉経後からホルモンバランスが落ち着いてくると、症状の緩和も見られるようになりますが、男性の場合は終わりが見えにくようです。

更年期障害のときに現れやすい症状とは?

体の不調では、肩こりがひどくなったと実感する人が多いようです。

この時期は関節や骨の老化に加えて筋肉疲労なども現れやすくなるため、肩こりが起こりやすくなります。

また自律神経のバランスが崩れて、血流が滞りやすくなることも関係しています。

肩こりの他、腰痛も多くの女性が体験するトラブルの1つです。

日頃から肩こりや腰痛を抱えている人は、更年期障害で肩こりや腰痛がひどくなっていることに気づきにくいです。

ですから更年期障害を発症する年代になったら、今まで以上にしっかり自分の体と向き合いましょう。

のぼせやほてりの症状も現れやすい

半数以上の女性が体験すると言われている症状が「のぼせ」や「ほてり」。 体や顔が急に熱くなることから、ホットフラッシュとも呼ばれています。

心臓がドキドキしたり汗が止まらなくなったりすることもあるため、外出をするのが億劫になって家に引きこもってしまう人もいます。

これはホルモンの分泌が減少して自律神経が乱れ、血管の働きをコントロールしにくくなるのが原因です。

しかしこのような症状は、涼しい服装や深い呼吸を心掛けることで少し緩和させることができます。

感情をコントロールするのが難しい

精神面での主な症状は、イライラしやすくなることです。

今までは何も感じなかったことも、イライラして感情をコントロールできずに泣いたり誰かに八つ当たりをしたりすることがあります。

これは女性ホルモンの減少により、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンも減少するためです。

気持ちを落ち着かせる作用のあるセロトニンが不足するため、思うように感情をコントロールできなくなってしまうのです。

睡眠をとれずにイライラすることも

次のような、睡眠に関するトラブルも起こりやすいです。

  • 入眠のトラブル…寝つきが悪い
  • 就寝中のトラブル…何度も目が覚める
  • 眠りの質のトラブル…長時間眠っても眠い

夜にほてりやうつ状態などの更年期障害の症状が出ると、これらのトラブルが起こりやすくなります。

満足に睡眠がとれない状態が続くと、イライラやうつ状態などの精神症状がより深刻になりやすいです。

気分の落ち込みを感じることもある

イライラしやすくなる以外に、次のような精神症状を発症するケースもあります。

  • 朝なかなか起きられない
  • 何もやる気が起きない
  • 趣味を楽しめない
  • 気分の落ち込みが激しい

これは女性ホルモンが減少して、自律神経が乱れることが原因です。

ひどくなると、1日中ソファやベッドから起きられなくなることもあります。

このように更年期障害の症状がひどかったり長く続いたりする場合は、1人で抱え込まずに医師に相談してみましょう。

更年期障害が起こるのは、加齢により女性ホルモンが急激に減少するため。

ストレスを抱えやすい人も、様々な症状を実感しやすいです。

肩こりや腰痛の他、のぼせやほてりなどの体のトラブルを実感する女性が大半を占めます。

精神症状で多いのは、イライラや気分の落ち込みなどです。

睡眠のトラブルを抱えることもあります。

更年期障害の症状が出る年頃になったら、このような症状が出るかもしれないという心構えをしておきましょう。